紅白を観て(2011.01/11記す)

 NHKはプリキュアに恨みでもあるのだろうか?
 …と思った。
 子供向けのコーナーで「おかあさんといっしょ」「怪物くん」からプロの持ち歌でハードルを上げた後に、大晦日限りのスペシャルユニットで歌わせるとは、ちょっと扱いが悪すぎるだろうと思った。
 スペシャルユニットの片割れのAKB側にはプリキュアで気合を入れるモチベーションは(多分)ないだろうし、もう片割れの水樹さんとしても持ち歌でないものを歌わされるのは嬉しくなかったかも知れない。
 どちらかと言えば、着ぐるみで駆け付けてくれたキュアブロッサムに一言喋って貰うことの方が、水樹さんの仕事としては正しかったのだと思う。
 結局キュアブロッサムは一言も喋らずもくもくと踊っていた訳だが、もし彼女(キュアブロッサム)にあの場(紅白)で一言だけ喋らせたら何を言ったか考えると、NHK的には喋らせる訳にはいかなかったのも分かる。
 「皆さ〜ん、来年も私たちプリキュアを応援して下さいね。」の他に無難なセリフが思いつかない。他局を観ろと言わせる訳にはいかなかったため、紅白ではブロッサムに発言の余地はなかったのだろう。