昨夜、何かの録画を観終わった後、ちょうどオンエアが始まったのでそのまま見ていた番組のリンクを見つけた。
番組は、(あの「ガンダム」が)本放送でオンエア当時は不人気で商業的に失敗作だとされていた・・・と言った説明から始まった。
そう(不人気)だったろうか？
オンエア当時のガンダムについてはキチョーは、(ダイターン３の後番組として始まったガンダムを)前半のほうは欠かさず観ていたと記憶している。テコ入れとされるGアーマーが初出した回のあと視なくなったと記憶している。当時明確には考えていなかったのだが、Gアーマーが奮わないのが嫌で視るのを止めたのだと、今から振り返ると思う。昔のことなので自分で考えていた時系列も定かでないが、映画でGアーマーがなかったことにされている点については批判的なコメントを友人に漏らした覚えもある。昨夜の番組を見て、この記事にしながら思うに、当時のキチョーはGアーマーが奮った活躍をするようなロボットアニメをもガンダムに期待していたのであろうと思う。
当時のキチョーも今のキチョーも同様だが、TV版と映画版の不整合も好きでない。今ではすっかり、パラレルワールドとか世界線違いと言った説明をある程度寛容に受け入れないと、どの映像作品もスピンオフもメディア展開も楽しめないご時世になってしまったのである程度寛容さも身につけた。プリキュアに関しては肥大したプリキュア受容体がTVと映画のギャップを楽しみにすら変えているが、当時ガンダムのTVと映画の不整合は、「作品の世界がゆるぎないものであって欲しいと言う子供の夢」をぶち壊す受け入れがたい醜態に感じていたと思う。
当時の親友の1人で今では連絡先の判らないスギタニくんに、「お前は不人気だった頃のガンダムを格好いいと言って(友達が誰も見なくなった時間帯の)TVをひとりで見て、ザクなどと言った訳の分からないモノのプラモデルを買って嬉しそうにしていたのに、人気が出た頃には興味がなくなったと言う変わり者だ」旨の指摘を貰ったことがあり、それはある程度的確な指摘だった故にスギタニくんとのコミュニケートの代表的な思い出として今も忘れない。
