ライダーとプリキュアと

 2006年度に関しては、第1話を見たときの印象に反して、ライダーよりもスーパー戦隊のほうが面白かったと言うのが結論。
 カブトの最終回は特に納得が行かない。やっぱり敵の総元締めとか黒幕がはっきり分かってから3〜4話くらいは残しておいて欲しい。
 それが判明してから改めて最強最悪の姿に変身して貰って、最低でも足掛け3話はかけて倒してくれないと。
 むしろSplash Starの最終回のほうがよっぽど納得が行ったのはどう言った現象か?

えっ、敵?

 2006年度のライダーがダメなのは、後楽園遊園地東京ドームシティスカイシアターのCMのアレに象徴されているような気がする。
 カブトとガタックボウケンジャーの6人と手を組んで、敵を倒す!
 …のナレーションに対応する画面で、敵の筆頭にザビーが立ってしまっている。
 いや敵かも知れないけどさ、もしカブトの世界に「強い」「ちゃんとした悪の」ライダーがいたら、ザビーみたいな弱い奴は最終的には味方と見倣されるお話の運びになるよ?
 渋谷隕石後にカブトたちが小競り合いしている最中にシャドームーンが乱入してきて、人間もワームもネイティブも全て創世王交代の儀式の生贄にするとでも言い出したらどんな風にお話が壊れるかシミュレートしてみれば、ザビーを敵って言ったら情けないことが分かるよね?
※ザビーの中身がどちらでも結果は同じである。但し中身がどちらでもなくて、例えば中身が加賀美新で器がザビーで、しかもそれがラスボスだったら相当に面白いドラマである