最後のほう10数ページは比較的苦痛なく読めた。
木曜日に読み終えたと記憶しているが、JRでの移動中だった覚えなので多分佐江戸から横浜支店に向かう電車内。
正直に言うと読むのが苦痛だった。話し言葉が活字で印刷されているのを、読まされていると実感する苦痛。「読み始めたものは最後まで読む」と言うルールは母から教わった読書に関する重要なメソッドだと思っているが、破戒しようかと何度も自問しながら字面を追った。
前にちょっと書いたが、1冊前に読んでいた本が「当たり」だった。この「当たり」の直後には特に厳しかったかも。
最後のほうに苦痛が薄れたのは読み方に慣れたからなのかも。耐性が養われたとも、受容体が出来たとも言えるかも。いずれににせよ、読書によって少しでもヒトは変わる。変えさせられる。
「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)
- 作者: NHKアナウンス室
- 出版社/メーカー: 新潮社
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