立場あるヒト、チカラあるヒトの発言は重い

 空手家やボクサーは、うっかり喧嘩したりしないよう厳重に教育される…と少なくとも以前は聞いた。
 軽い気持ちでごく優しくじゃれた程度のつもりでも、殺してしまったり・一生残る大怪我をさせたりするかも知れないから、自分の素手が凶器であることを自覚せよとか。初期の(昭和の)仮面ライダーとかのヒーローものにも、兵器・凶器としての己の身体を自覚するくだりがあったりした。
 有名税を払うような立場、立派な職業、人に褒められるような仕事、感謝されたり憧れられたりする仕事をしている人は、ちょっとした発言が別な人には重く受け止められたりする。だから、そう言った特別な立場を自覚する人は、発言には注意しないと、うっかり・思った以上に相手を傷つけたりする。
 このツイートを見たのが何日前かはしっかり覚えていないが、憧れられたりする業績を持った人がファンをたしなめるような発言をしたに見えた。このツイートは誰かがリツイートしたのを見たもので、発言者さん本人をフォローしていた結果で見たのではない。この記事を書いている時点では、1,700を超えるリツイートがあるようだ。
 その後で発言された本人もびっくりされているようだけれども、人は何気なく日々の糧を得るための仕事をしているだけで、いつの間にか別な誰かの尊敬の対象になったりしているのだが、割とその事実には気がつきにくい。
 言われたファンさんは有名なブロガーさんで、キチョーから見たら「有名税を払うような立場」だと思うので、受け身の取り方くらいは知っているかな?大丈夫だといいな…と思っているうちに反省中なんて記事が投下されてしまった。「憧れの対象から直接コメントを貰えて嬉しい」と言う本音を隠しての記事には見えず、傷心気の毒にと思った。
 昨日投下された最新記事は、このブロガーさんの記事にしては珍しく否定的なコメントが目に付くが、否定的なコメントの多くは上述の流れを見ていない一見さんによるコメントではないかと思う。
 上述の流れを見ていたキチョーには、ちょっと心が弱って・普段だったら記事にしないことをうっかり書いてしまったンだなと見える。
 梅澤さんもあの発言をプリキュアとして(その自覚を伴って)言った訳ではないと思うので、数字ブログさんも過度に気にせず平常心を取り戻して欲しいです。数字ブログさんの記事は全部読んでいる訳ではないですが、いつも楽しく拝読しています。いつもの調子の楽しい記事をこれからも読めたら嬉しいです。…と遠くから書いてみるテスト。
 梅澤さんの「茶化してほしくなかった」のツイートがなくて、同じタイミングで大体同様の内容を何かの本で読んだことがあるよと僕が数字ブログさんの記事にコメントをしていたパラレルワールドでは、ゾーニングの記事がこのタイミングで投下されることはなかったと思うのです。