ネット上の情報の玉石混淆具合が加速しているのもコロナ禍のおかげ、かも

東洋経済とは距離を取っている

 前にも1度くらいブログ記事にしたかも知れないが、「東洋経済」誌は心がけて買わない(読まない)ようにしている。
 今回ツイッターからの通知に誘われて「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ──高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化」と言う東洋経済オンラインの記事を読んでしまった。
 記事の内容の偏り方はやっぱり概ねキチョーの意見と近しい*1ので、この記事で自分の偏った意見への自信を強めてしまうことは避けたい。(エコーチェンバられないようにしたい)

元スレッドで見たもの

 元のツイッターからの通知で開いた先のページに見つけた「デマ」や「嘘」の言葉の使いかたは、日本語として違っているなぁと思った。

今までも乳幼児には感染しない、子どもは重症化しない、空気感染しない、など言っておきながらデマでしたよね。

https://twitter.com/kanata_toukue/status/1286057680855957506

マスコミとWHOは何回も嘘ついてるみたいですし

https://twitter.com/likepso2/status/1286187810999828480

元スレッドで見たものへの感想、Quoraでの同様なものへの印象

 結果的に嘘だったのは誤報したと言うべきで嘘をついたと言うのは、正確に言いたいときの日本語の使いかたとは違うと思う。WHO(の事務局長?)が何回か言っていることの内容を変えているのは実際のことだけれども、ある時点で真実を知っていて敢えて騙すつもりで真実と違うことを伝えたと言うことはないと思う。騙すつもりで真実と違うことを伝えていたと言う見方をすることは可能だし「私はそう言う見方をしています」と言う意見がネット上にあっても良いと思うが、見方であるならそう伝わる日本語で綴られているべきだと思う。
 Quora内の回答文面でも、同種のものを見かけることが少なくない。Quora内の回答文面で乱暴な日本語の使いかたを見かけるときは「人の目を惹くために選んで使っているのでは?」と1%以上は疑って*2読んでいるが、SNSで見かける大半の「日本語として違っているなぁ」は「人目を惹きたい気持ちが先行して無自覚に日本語の使いかたを誤っている」事例だろうと感じていた。
 下記はプリキュアのことなのでスルー出来ずにコメントしてしまった一例だが、Quora内の回答文面で見かけた乱暴な日本語チョイスはこれだけではない。数えていないけれども数え切れない多さだと感じている。もしかすると日本語チョイスが丁寧だっただけで回答を高評価しかねない程度多いかも知れない。

  • Quoraでの事例(「実在の人物ではない」と言う紋切りで人目を惹く回答文面する意図があったようにも思える)

この記事を書くきっかけになった中の「玉」のほうの記事

 「狭義の国語、力」がない人がSNSで誤解を拡散しているように見えると言う主旨の記事を読んだ。
 人目を惹きたいと言う気持ちすら自覚にはなくて、国語(狭義)力だけの問題なのかと思うと、それはそれで嘆かわしいが腑に落ちた。「基本はこのような現象は無視する、のがいいとされています」とも書いてあったので、石のほうの記事まで引き合いに出して記事を書くのもどうかと思う。
 だが引き合いに出さないと思ったことを記せなかったので、引き合いに出した。前後の文脈が判らない程度に原文の一部分だけを切り抜いて引用した切り抜き方は、今回は意図して切り抜いた。
 匿名でも発言しないに限ると言う主旨の記事を読んだ。それも一理あるとは思うが、キチョーにいたってはこの記事から3リンクくらいの場所に実名も晒している。

追記

 この記事を書くきっかけになった記事やテキストは、大半コロナ禍関連だった。石のほうの無自覚と思われる日本語チョイスは、コロナ関係の記事やテキストとして目立って増えている、気がする。

*1:過去記事

*2:ネット上で自分は子供(未成年)ですがと発言している人の発言を信じるとしてもキチョーは、少なくとも1%くらいは疑う気持ちを残している⇒https://q.hatena.ne.jp/1267252174#a997361