CF-Bluetoothの着荷待ちの記事

 幾つかの参考になりそうな記事がインターネット上に見つかったが、BlueZ for SL-C700と言う記事を主に頼りにして、りなざう(SL-C760)-京ぽん(WX310K)間Bluetooth開通を目指す。
 他に頼りにしたページは、手繰れる範囲で次の通り。

 昨夜こなした作業を思い出して書き留める

  1. BlueZ for SL-C700にアンカーされているBluetooth-C700-ja.txtを印刷してよく読む。
  2. bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkなるものが必要とのことなのでこれをゲットする
    • Bluetooth-C700-ja.txtに指示された場所(http://bluez.sourceforge.net/download/zaurus/)を覗くと、bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkは既に「old」フォルダーに移動されていた
    • 新しいものが良いのかも知れないが、取り敢えずは動いたとされる組み合わせを尊重して./old/bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkをゲットする
  3. 次に「ここにある」bluez-slc700_2.3-1_arm.ipkが必要とのコトなのでそれもゲット
    • 「ここ」とは件の記事のことであろう、BlueZ for SL-C700に直接アンカーされていた
    • bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkとbluez-slc700_2.3-1_arm.ipk、恐らく一方がドライバ(乃至はポイントイネーブラ)であり・他方がプロトコルスタックであろう
    • どちらがどちらだかは、パッケージのネーミングを見ても判らない
  4. bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkとbluez-slc700_2.3-1_arm.ipkとを、この順でインストールする
    • りなざうの「ソフトウェアの追加/削除」を使う
    • 特に難しいことはないが、どれかの記事が警告していたので1パッケージのインストールを終える毎に「ソフトウェアの追加/削除」を終了する
  5. ターミナルに降りて、PIN(以下「パスキー」*1)とデバイスアドレスの設定を行なう
    • 少なくとも京ぽんでは、DUN(Dial-Up Networking Profile)を求めるホスト即ちりなざう側がパスキーの照合をすることになりそうだと理解
    • 京ぽん側にはパスキーと言う設定項目は存在せず、相手機器が求めて来たらユーザに手入力を求めるとのこと
    • 殆ど出荷時状態に近いままの京ぽんは、デバイスアドレスの設定をviの画面に写し取るよりも素早く節電してLCDの表示をOFFにする。この点はかなり苦労した
  6. ここまでの設定でカード自体は挿せば認識しそうなものである。Bluetooth-C700-ja.txtではりなざうの「ネットワーク設定」を使って「赤外線通信端子」でのネットワーク接続として設定ファイルのテンプレートを作ってからターミナルに降りてそのファイルをBluetooth用に書き換える手順が示されているが、これを無視。Something Interesting Archivesから手に入るBluetooth Dialup Network Pluginを使うことにする
    • Bluetooth Dialup Network Pluginを使うと、りなざうの「ネットワーク設定」GUIで旧PHS(P-inComp@ct)や無線LANカードと同様な感じでBluetoothによるダイアルアップの設定が出来た
    • と書くと簡単なようだが、実はプロバイダのPPPパスワードが思い出せず、この手順が一番苦労していたりする
  7. 2006.05/10 19:44、「Bluetooth CFカード(PCカードアダプタなし) BL4538-641」が着荷

 ひとまずはこの記事を投稿して、それから問題の…あイヤ念願のBluetoothカードのパッケージを開封しよう。

*1:京ぽんの取説ではパスキーと言うため