人魚姫

 先月読んだのはアンデルセン童話。7/3の出張日に新幹線の中で読み終えるだろうつもりで読み始めて、結局7/22の発熱休養日まで読み終えるのに要した。

 結局は古いものなので、当時のものとしては突出したところのある良く出来たお話ではあるが、現代の基準では心から楽しめる傑作ではない。これを注文したきっかけは勿論、つぼみの人魚姫を読んで元ネタがどうだったのか気になったから。
 上手には説明出来ないが、絵本の中のレベルの不遇でも原作の中のレベルの不遇でも37〜38人のプリキュアの中で似合うのはつぼみちゃんしかいない…と思ったのは贔屓目だろうか?

6月読んだ本

 一応は6月いっぱいで読み終えた。必ずしも最新情報が書いてある訳ではなかった感想だけれど、逆に言うと「音」のような枯れたテーマであっても日々研究が進められているのだと判った。
 例えば本文最後の見開きで取り扱われたアクティブノイズコントロールなどは書籍の中ではとても目新しい技術として紹介されているが、今日では充分に実用化された物珍しくない技術に思える。
 2000年8月30日発行とあるので、14年前のものだ。

いおなの使い方が…

 昨日届いた3冊のうちの1冊まで読んだ段階。裏表紙によれば「プリキュアがぜんいんとうじょう!」とあるが、登場の仕方はガチファンの期待を裏切るかも知れない。
 ハチャプリ組は第2巻第3巻にも登用されているので他の巻で活躍するのか知れないけれども、すごいめぐみ推しの内容になっている。ゆうゆうは1カットしか登場しない。
 きんがちょうの話で登場するブンビーさんのほうが、ページ数も絵の大きさも優遇されているのだ。
 そして、この本における不平等感の凄いのはいおなの使い方なので、ぜひ現物を買ってぜひ現物を買って確かめて欲しい。同じ役回りで3巻まで貫いていたら硬派だ。

自分の時間を楽しもう!クセになる時短

 自分の時間を楽しもう!クセになる時短
 コンビニで売っていた本だが、ISBNコードがないのでちゃんとした書籍ではない?
 月に1冊本を読む目標・心がけのために買ったのだが、中身が面白くない。間違ったことは書いてないと思うが、当たり前で目新しさも奇妙さも感じられず読み物としては全く面白くない。誰がこれを買って面白がったり感心したり良かったなぁと思うのか、流石500円*1値段相応かと思った。
 危うく「時短と言うタイトルの割りに、これを読んだ時間は無駄でしかなかった」と言う趣旨のシニカルな感想文を書くための目的だけで苦痛に耐えると言う、普段から避けたいと思っている恥ずかしい種類の行動で貴重な休日の時間を潰してしまうところだった。
 こんなことではいかん、読むからには良いことが書いてあって役に立つと信じて読んで、実際になにか良いものを拾わないとと途中で持ち直し、「スケージュールを作れ」とか「小刻みな目標設定」とか「15分程度の粒度」とか書いてあるのを拾って16:00までに読もうと決め、残り4章だから15分で1章のペースだなと意識したり「読みづらい難しい本は、目次と前書きを見て中身をざっと読んでから自分に必要そうなところだけ振り返って読め」とあったので・この本自体を読む読み方を流し読みに変えたりしていたら、結果としては14:30〜15:45で読めた。
 シニカルな感想文を書くモチベーションで最後まで読もうとしていたら、たっぷり20:00まで苦痛を味わい続けただろう。
 これは良いことが書いてあるものだと言う前提を置いて読むように変えてからは、「感謝や謝罪はメールではなく自分の言葉で直接相手に伝うよう(p100)」だの「週に1回1時間会うより、週に10分ずつ3回会うほうが効果的(p97)」だの「会話の中の「私は」を減らして「あなたはどう考える?」を多くする(p102)」だのは、とても良い指摘に感じられた。
 振り返ると、とても良いと感じられたのは「コミュニケーションで時短力アップ!」の第3章に集中していた。そこは不得意分野と自覚しているから、仮にも書籍の筆者がキチョーを感心させられないのでは…な部分だが。

*1:552円+税

摘木葉枝芽本

 期待の1冊がやっと手に入った。(予約注文すると着荷が遅いAmazon)
 残念ながら摘木葉枝芽本に期待していた方向から逸れてしまった感じ。プリキュアたちに悪いお手本を演じさせると言うのも摘木葉枝芽さんの文章で読みたい内容ではないし、寝巻きからプリキュア服に着替えて更に園服を上から羽織るあたりを中心にコミカルな要素がふんだんに織り込まれている描写も摘木葉枝芽さんの使いどころではない気がする。
 摘木葉枝芽さんの文面と言うところに特別の期待を寄せずにプリキュアのキャラクタを使ったコミックとして手にしたのであれば、たまたま自分の推しキュアさんが出て来なかった以外には不満な点はないと思うのだが勿体無い結果になった。

はじめての プリキュアえほん おかたづけ (はじめてのプリキュアえほん)

はじめての プリキュアえほん おかたづけ (はじめてのプリキュアえほん)

 過去記事のこれこれamazonに書いたレビュー記事で推した商品を見て欲しい。それらが摘木葉枝芽さんの真髄が入った作品だと思う。

これも読んだ本と言えなくもない

 姪の母に見せびらかすつもりで買ったものの、付録の枕は特に要らず、結局昨日姪の母に持って帰って貰った。
 ここ数年で早寝してその分早く起きることが多くなったが、夜更かし型とどちらが良いか迷うこともあった。この本を読んで、やっぱり夜更かし型に戻ったほうがいいなぁと思った。

ポケウォーカー歩数=7,542(2013.05/11記す)

 自宅⇒菊名⇒(神谷町で母らと合流)⇒春日部⇒金光教春日部教会⇒春日部⇒菊名⇒自宅。
 父の百日祭のおまいりに行く。風邪をこじらせて、だいぶ苦しいコンディションになる。
 帰宅後、バタンキューだったと思うが、最早詳細は覚えていない。

読んだ本(2013.05/18追記)

 この日電車の移動時間で「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー」を読破した。毎月10日までに本を読む目標に対してGW進行で読み始めなかったのを埋め合わせるために、手持ちの未読の中からテキスト量の少ないのをチョイスしたものだが、人生を豊かにするための読書としては結果としては良かったと思う。不要なものを極限までそぎ落としたピストル(p96)と、似ていることと似ていないこととの境界(p94)のくだりがとても印象に残った。
 読んで普通にニヤニヤ出来たと同時に、この本のネタをその時に思い出せばだが、面識の少ない人との場つなぎの話題に使える。紹介してくれたあぶら超人さんに感謝。⇒http://d.hatena.ne.jp/Kityo/20130429/1367167600

愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー

愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー