DS文学全集で読了したタイトル(6/100)

 昔の本なのに、今読んでも的を射ていることがたくさん書いてある。
 今の日本人が読んでも「的を射ている」と感ずると言うことは、福沢諭吉さんの声は一般ピープルに充分には届かなかった…と言うことで、気の毒にも思うが。
 大日本帝国憲法の時代に書かれた書物であろうと思うが、そんな時代にあんな痛快なことを書いて大丈夫だったのかと心配にも思った。
 孔子様でもキリスト様でもバッサリ切っちゃうトコロが素敵で、3重否定とか平気で多用するのも(読みづらいけれど)ある意味素敵に思った。
 文庫本程度であれば、紙媒体も欲しいかも。