一刻を争う迫力がある

 台風が接近しているので定時で帰っておけ残業するなのお触れが出ているのにかこつけて、早仕舞いにして職場を出る。
 早く上がれたチャンスに鶴見にも行きたいなと考えていたが、建物の外に出て風と雨粒を肌に感じて「これは寄り道している余裕はない」と思い直す。
 牛丼屋や東急ストアも避けておいた方が後悔しないで済むと見た。雨粒が何秒かに1回当たる程度の今の内に自宅に帰ってしまおう、降り出したらあっと言う間に傘の有無に関わらず移動したくないコンディションになりそうだ。