接客

 土曜日に長崎のほうの東急ストアで、商品を並べるか何かしている男性の店員さんに「ちょっとお尋ねしても大丈夫ですか?」と声を掛けたら、「何ですか?」とあからさまに嫌そうな顔をされたことがあった。
 東急ストアくらいのグレードのお店だと店頭に出ている従業員さんは全員とも接客可能な訓練を受け・それに見合った賃金を支給されているのだろうと期待していたのだが、実はそうではないンだなとこの時知った。この時知ったので場数が足りず言えなかったが、今度からは嫌な顔をされたら少なくとも「ごめんなさい」と謝ろう。もう少しグレードの良いお店であっても、接客専門以外の従業員さんに話しかける時の話頭は「お忙しいところゴメンナサイ」くらいで始めるのが良いのかも。
 どうしてそう考えるのかと言うと、まだまだ景気が悪く人件費や教育訓練の費用は絞られがちだと思うからだ。働く側から言うと接客にまで高いモチベーションを維持するには少々低いと言わざるを得ない賃金で「店頭での作業だが接客以外が中心的なミッション」と言う内容で働いて、限られた時間で成果を出すことを求められている場合も少なくない筈だ。*1
 だから客の側も気を使ってあげるべきだ*2、…くらいまで書いて悟った。(心に余裕があるならなるべく)話しかけるなら「接客が中心的なミッション」に見える店員さんを選ぶべきだったのだ。手を抜いて近くにいた店員さんに、彼の都合も考えずに話しかけちゃ不心得だったのだ。
 これに気がついた点で、この記事を書いて良かった。

面白写真

 土曜日に東急ストアで店員さんに話しかけたきっかけが、この記事の写真。
 白いタグだとウェスト76-84と書いてあるが、水色のタグだと76〜84cmと書いてある面と84〜94cmと書いてある面が1枚に印刷されている。
 同じ売り場にあった「Lサイズ」が「84〜94cm」で揃っていたので、Mサイズなら「76〜84cm」が正解だったのだろう。このくらいのミスプリントに気づかず出荷する製造元も気づかず受け入れて各店舗に配送して陳列してしまう東急ストアも凄い。製造元は、気づいていても気にせず出荷している可能性はある。東急ストアが気がついているのに受け入れているなら、仕入れが安いなどの理由があるからで・それなら「訳あり」として陳列されているべきだろう。
 結局この日このお店で買ったMサイズは「76〜84cm」で良かったらしく、今のキチョーにとって丁度良いサイズだが、「76〜84cmで大丈夫ですよ」とのお店の人の商品説明が、本当は買う前に欲しかったのだ。1,200〜1,300円くらいだったので「まぁ外れでもいいか」とその日は買ったのだった。

*1:例えば彼が店長さんで、本来の仕事の片手間に商品陳列をしていたなら話は別

*2:ここで気を使った分は最終的に自分がそのお店で受けられるサービスの内容に反映されるのだから自分のためにもなる