なこうど(仲人)が読めなかった

 歩きながら目に入った看板で「仲人」と書いてあったのが、最初「ちゅうにん」と言う読みの音で認識されて、すぐに「いや、『なこうど』だよ」と頭の中で訂正が入った。
 要するにここ何年も「仲人」なんて字面を、読んでも書いても打っても思い描いてもいなかったので、キャッシュアウトしていたのだ。
 読むもの書くもの思い描くものが、ちょっと度を過ぎて偏っていたのではないか。