人口推計平成26年8月報

 わが国で0〜4歳の女性の数は254万人、5〜9歳の女性の数は260万人だと言う。プリキュア適齢期の女の子と言うのは、視聴者・ガチファンと言う意味で、300万人くらいと見て良いだろう(多めに見て)。

 300万と言うとちょっとしたファミコンのミリオンヒット作が売れる数くらいだから、例えば「ハートキャッチプリキュア!」のキュアブロッサムのキュアドールを300万体も売れる想定で出荷することはないだろう。
 300万人の適齢期の女性の半数がプリキュアファンで、その又半数がブロッサム推しで、10人に1人くらいは要望通りにドールを買って貰えるとして、7万5千体のブロッサムさんのキュアドールを生産することを計画したら、それは多分多過ぎるとバンダイの中で止められるだろう。
 TVの何かの番組でおもちゃ業界での大ヒットは10万個とも聞いた覚えがある。ドラクエやマリオが売れたとされる数やファミコンやプレステの累計出荷数として報じられた数などを思い返すに、ゲーム関連ではない普通の玩具であれば「10万個で大ヒット」と言うのは見当違いでもない気がする。
 実際のところブロッサムさんのキュアドールは何体出荷されたのだろう?もしその数が1万や2万だと言うなら、既に我が家に1%を超す数のブロッサムさんを迎えたことになる訳だ。無限収集家としては、1%、10%、50%くらいが1つの節目ではないか?あるいはそれら3つの数字を超すと本来のファンに申し訳なかったり強欲に過ぎたり、越さないように注意するべき節度のラインだったのではないか…と思う。
 キュアドールのブロッサムさんが累計で10万体出荷されているのであれば、1,000体までは1%にも届いていない訳で、節度のラインは気にしなくて良いと言える。のだが。