帰り道の選択

 登坂が何となくしんどいので、道のりは長いが勾配は緩やかな方を選ぶ。
 深夜料金でバス停1つ分だけ乗車するのが惜しくないほどまで疲れている訳でもないし、それほど暑くもない。
 早く帰れるに越したことはないが、5分10分を急ぐ理由は今日はない。