リボンが好きになれない

 昨日2回観たNS3を踏まえて、めぐみとひめは愛おしく思えるようになって来た。
 が、リボンが(プリキュアのキャラクターとして)好きになれない。(プリキュアのキャラクターとして)良いところを見せて欲しいと毎回思っているのだけれど、キチョーはリボンに何を望んでいるのだろう?
 劣化誰それと言うのは避けたい言い回しなのだけれども、今日の放送ではついに「劣化ミルクと言うとしっくり来る」とうっかり感じてしまった。「見習い」がついていない分・可愛げがなく、能力はあるのに仕事が出来ない人に単に見えてしまうのだ。
 ありすにとってのセバスチャン程度に仕事が出来たら可愛げは要らないし、セバスチャンは妖精さんではなかった。えりかにとってのコフレ程度にパートナーのことを理解していれば仕事はそこそこでも物語内のパートナーからも視聴者からも愛されるだろうが、リボンとひめはパートナーと言う関係ではない。
 今回の3/16分の放送で(キチョーが)リボンのことを好きになれないと感じたポイントは渉外能力の足りなさ。めぐみや誠司に、ひめの秘密の企画を伏せておけなかったあたり。
 今東映アニメーションのキャラクター紹介ページを見ると「お世話役」と説明されているが、作中の描写では「教育係」か「お目付け役」辺りに見える。料理をしている姿(前回放送分)などを見ると乳母とか保母とかの役回りにも見える。ひめの視点でも視聴者の視点でも護ってあげたい、か弱い存在ではない。
 プリキュア妖精さん枠のキャラクターが必ずしもか弱い存在でないといけないフォーマットはなくて、時には勇敢な存在に描かれたり、頼りになる存在として描かれるほうが多かった妖精さんもいた…ような気もする。(タルトやメップル、ポップ辺りなど、か弱く描かれることが多くはなかった妖精さんは少なくない)
 結局キチョーは彼女(リボン)にどんな活躍を望んでいるのか?判らないけれども、何とか好きになれるポイントを見つけたいと思っている。