例年のもうすぐ詐欺とか囁かれていたのを良い意味で裏切った第22話のサブタイトルが「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」であり、早ければ先々週に流れた予告編で気がつく余地はあった。
この新女性戦士のネーミングは、ウルトラマンエースにも掛かっている。それで「5つ誓い」なんて言うサブタイトル*1を第23話に持って来ているのは、作っているほうも意図的だと思う。この点に先週の時点で気がつかなかったのは迂闊だった。
エースと言えば「北斗と南」
以前の映画で「女の子は誰でもプリキュアになれる」と言って男の子を置き去りにしていたが、男女のペアで変身する(或いはペアで召喚する)プリキュアが登場したら、男の子もなれるかも知れない希望になる。残念ながら、今回のキュアエースは単独変身タイプ(妖精枠はアイちゃん)だった。
キュアエースは、ミルキィローズとトリニティのミユキさんに似ている
気力が間に合えばいつか「全てのプリキュアはリメイクである」と言った論をまとめてみたいが、そんな気力は多分出ない。
その論の断片で今年のプリキュア(ドキドキ!プリキュア)は、Yes!プリキュア5GoGo!+フレッシュプリキュア!の混合リメイクだと予想しながら、今年のプリキュアを観ている。
そう考えて観ているから尚のこと、変身前の素性を明かさないでそそくさ帰る(どこへ?)辺りはローズっぽいし、年齢やプリキュアたちへの接し方はミユキさんに見える。プリキュアとして活躍しなかった雪城さなえおばあちゃんの分の「無印」への作品的な不完全燃焼感を、無印のリメイクだった(とキチョー的に考えている)ハトプリではキュアフラワーを登場させて払拭したように、プリキュアになれなかったミユキさんの鬱憤を晴らすのが今作の位置づけの1つかも知れない。
変身前の素性が明らかになった途端、ローズみたいに可愛らしいところが描かれる展開も楽しみになる。
(2013.07/08追記)twitterの花咲つぼみさんも、こんなことをおっしゃっている。[以下、twitter引用]
[引用終わり]ドキドキ!プリキュアってYesプリキュア5GoGo!を意識して作られてるとは思いませんか? エースの変身はミルキーローズとキュアルージュだしジコチューの新幹部も5Gのイソーギンとヤドカーンじゃないですか
— 花咲つぼみ (@Tsubomi_Cure) July 7, 2013
今年の詐欺
サブタイトルに反して、5つの誓いの1つしか台詞に現れていない。残りの話数のどのタイミングでリークしてくるのか予想するのも楽しい。