キュアエコーさん再登場希望

 キュアエコーさんについて以前の記事で“変身解除時にデコルが出たがデコルで変身したかどうかは定かではない”と書いたが、何度見てもデコルで変身した訳ではなく・歴代先輩プリキュアでも滅多にやってないアイテムなしでの変身を遂げている。
 変身解除時に・フーちゃんもあゆみもデコルを拾っていないが、このデコルはプリキュアになりたい観客の女の子が拾って持って帰った…と言う解釈が素敵だと思う。

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 妻にも話したことはないが、この数ヶ月で徐々にキュアエコーさんが好きになり・現在はブロッサムさんに次ぐ歴代2番目に好きなキュアになっている。エコーさんが再登場するとすれば(1)2013年オールスターズ映画(NS2?)の主役または準主役として\(2)スマイル組の追加戦士として\(3)2013年度又は2014年度のTVシリーズ10周年プリキュア*1として…がこの順で有力だと思うが、需要があるものだと制作側に認識されているだろうか?

以下、妄想

 ドラクエに於ける魔物使いとか、ウルトラマンに於けるバトルナイザーとかカプセル怪獣とか、本来・敵に備わっている力を自分のものとして行使するとか、敵性の戦力を使役すると言うバトルスタイルは、男の子向けの映像作品では比較的に普遍的である。仮面ライダーデビルマンなんかは、基本的に存在そのものが「それ」である。
 プリキュアでも光と闇は表裏の関係であったり・元々そのフシがあった訳だが、フュージョン使いであるキュアエコーはもっと直接的にその辺りを描写しうるので異色の活躍を描くことが出来るだろう。DX1設定のザケンナー・ウザイナー・コワイナー・ホシイナーだけでなくTV版完結シリーズの「敵」を任意に召喚するくらいのことは(ポテンシャルとしては)可能であろう。魔女っ子ものとしては召喚魔法*2を得意とする主人公はどちらかと言えばコミカルな活躍をした者が多かった気がするが、あゆみも結構コミカルだったので取り合わせは悪くもあるまい。
 ポテンシャルは非常に高く、スーパープリキュア化しようものなら・決め技では闇の力の根源のようなもの(例:ジャアクキング)を複数体をハートキャッチオーケストラの女神ばりに飛ばしたりする。但しあんまり強過ぎる戦力を持っていると映像作品としてはドラマを作りにくいため、基本的には横浜中に散ったフーちゃんのかけらをその都度集める必要があるとか、適当な制約が設定されるだろう。
 2012年オールスターズ映画のNSで変身したとき彼女の胸には、スマイル組のプリキュアたちと同様な変身デコルを拡大したようなリボンブローチが装着されていたが、それはたまたま彼女のイメージするプリキュアがハッピーたちだったからorその時点で一番近くにいたプリキュアがハッピーたちだったから、そのカタチに影響を受けたのだと思う。2012年映画ではアイテムなしの変身を遂げたが、再登場するとすれば(特にTVへの再登場の場合)毎度アイテムなしの変身と言う訳には様々な理由でいかないだろう。
 どうやって変身するかと言えば、キュアエコーの場合は歴代プリキュアのどのアイテムを借りても変身出来る。モジューレを使って変身すればハートのト音記号を胸に飾った姿になり、パフュームを使えばあのハートキャッチ組のプリキュアハート*3を胸に抱いた姿に変身するだろう。変身アイテムを使うには対になる鍵アイテム(例:フェアリートーン、こころの種、…)が必要だが、これはフーちゃんがそれに化けることで変身出来るとする設定が嬉しいだろう。フーちゃんは妖精ポジションでもあり、キュアエコーは原則的に妖精がいないと変身出来ないタイプのプリキュアになる訳である。歴代の変身アイテムの中には鍵アイテムなしで変身出来てしまうタイプもあった気もするが、そこは深く考えていない。
 どうやって先輩プリキュアの変身アイテムを「借りる」のかでも、ドラマを組み立てることが出来るだろう。
 そんなキュアエコーの活躍を見てみたい…と日曜と月曜で2回Blu-rayを鑑賞しながら思った。(日曜は他に、ハトプリの映画をBlu-rayとDVDで1回ずつ観ている)

*1:ディケイド?

*2:用字は召還魔法のほうが適切な気がするが「喚」の字のほうが圧倒的によく使われている?

*3:歴代プリキュアプリキュアハートのそれぞれに設定された名前が判って・広く知られれば語りやすいのだが、スイート組の“ハートのト音記号”以外はよくわからない