大人券3枚綴りが出品されるのを気長に待つことにする

 例の大人券3枚綴りの未使用券を持て余している人がいたら、ヤフオクに出品してくれまいか?

2010年10月、思わず「もう1セット」

 思えばこのとき迷わずにもう1セットと言っておれば、一生飾っておく未使用券を保持出来た筈だ。いや、あの頃の経済状況と劇場に通いつめた回数からすると、もう1セットも映画鑑賞に使ってしまった…と言うオチも考えられるが。
 今から思うと、このときに「映画が終わった頃にヤフオクで」と言う考えは全くの間違いだった。

2011年11月、51体目はパール塗装さま

 完璧にウォッチしていたとは言えないかも知れないが、大人券3枚綴りの映画が終わった後の出品は全くなかった。
 特典だったパール塗装さまは、たま〜に出品されることがあって、1度は落札して51号さんとしてお迎えしている。パール塗装さまがたま〜にしか出品されないのは、元々数少ない限定品が本当に必要としている一生手放さないつもりの当時の大友の手に渡っているから…と見るべきだろう見るべぎろう。当時の女児層は卒業してしまう場合もあるだろうが、そもそも女児層にアピールした特典ではなかった。

2012年5月、落札出来なかったもの

 51号さんをお迎えしてからは、パール塗装さまの出品を見かけても2,000円でしか入札しないことにしていた。2,100円くらいがこの品物の本来の価値だと思っているので、あまり安く落札されてはやむを得ぬ思いで出品したであろう出品者さんが気の毒だし、これを必要としている誰かブロッサムさんのファン同士で競り合いたい気分ではないので。
 だがこの5月に出品されたパール塗装さまには大人券3枚綴りが、セットになっていた。

鑑賞券も未使用ですが当該映画は上映を終了しており、金券としての価値を有さない物として
アニメグッズとしての出品となります。

http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h164114476

 このときばかりは神々しいあの未使用券を手に入れたくて、それなりの値段で入札したのだが競り負けた。ラスト15分で高値更新されたとき、このときは実はパソコンの前にいたので再入札することも出来た。だがどこかで、ファン同士で競り合いたくない気分が勝ったのだ。
 結論から言うと、競り合わなくて良かった。このとき競り勝っていなかったから、今回たあ坊さんの素敵な記事を読むことが出来たのだと思う。