サンシャインの変身デビューは、キチョーにとっては印象が悪かった。今年のプリキュアは作品としてとても好きだが、サンシャインの初登場に関しては厳しい感想を持った。
普段ジェンダー=男性で生きているいつきがあんな格好に「変身」したのは、痛々しく見えてならなかった。武闘家の立ち居振る舞いと、鍛えられた腕や脚*1とコスチュームの組み合わせもキツイものに感じられた。
コスチューム自体をもっと凛々しい感じにして、男の子っぽいプリキュアと言う位置づけにしたほうが、むしろ小さい女の子の需要にも合っていたのではないかと思う。普段は今一つ女の子らしく出来ない子が可愛らしく変身すると言う枠組の中のキャラクターではあるのだが、小さい女の子にそれと伝わるかどうか?疑問に感じてしまう。
需要はあるの??
映像作品で描かた結果を確認しなくても、設定だけ読んで(聞いて)ちょっと考えると本来のターゲットである筈の小さな女の子にウケるのかどうか疑問に思う。
ボーイッシュを突き抜けて通常は男装で・ジェンダー=男性で過ごしているような中学生のお姉さんが、小さな女の子たちから見て憧れの対象になり得るのだろうか?
変身前後のギャップにハ−トキャッチされるファンもいるのかも知れないが、それは小さなお友達の中には少ないのではないか?
慣れて平気になった?
初登場回(第23話)では、痛々しさが先に立ってしまったのだが、次の第24話では違和感が減っている。
観ているほうが慣れて平気になったと言う理由も少しはあろうが、第23話の作成時にだけリソース(恐らく・主に時間)が足らなかったのだろうと思う。
第23話と第24話の印象の違いは主に声優さんの仕事の違いに由来すると思うが、声優さんの力量が第23話のキュアサンシャインがキチョーにとって好印象でなかった理由になっている訳ではない。多分声優さんへの注文の出し方が違ったのだと思う。
第23話ではキュアサンシャインに変身後も半ば普段のいつきの声で喋っていたが、第24話では声も「変身」していたと感じる。
だいすき プリキュア! ハートキャッチプリキュア!&プリキュアオールスターズ ファンブックvol.2 (講談社 Mook(たのしい幼稚園))の裏表紙
赤いリンゴを両方の手に1つずつ持ったいつきが、データカードダスの新ゲームの広告に描かれている。
遠目には、ボクシングのグローブを着用してファイティングポーズをとっているように見えてしまう。
ブロッサムの変身を粗末に扱わないで!
サンシャイン優遇前後編なのは分かるが、第24話のBパートのバトルシーンはちょっとひどい。
つぼみとえりかの変身シーケンスは大胆にカットされ、ブロッサムとマリンは完全にサンシャインの引き立て役に。
ダークプリキュアが強いのは(今回改めて描き直さなくても)もう良く分かったから、この回はサンシャインが1人でダークプリキュアを退けたエピソードで良かったんじゃないかと思った。
- 3人目のプリキュアはカンペキ超人ですぅ!なんて言われていたりするようだ
今後の展開、希望
史上再弱コンビと史上最強コンビとの、コンビ2組の「活躍」を見せるような展開が面白そうに思う。コミカルコンビとシリアスコンビでも良い。
現役プリキュアが4人になれば、コンビを2組作れる。
T-PETSでは「Hello! We are mighty & pretty」と言う柄が出るそうだが、mightyはあの2人で・残り2人*3についてもprettyと呼ぶ分には角が立たない。