メビウスを観ていた時のようだ

 プリキュアメビウスと言うとラブたちの敵だったと思うが、表題のメビウスウルトラマン
 最近無印のDVD*1を紐解いたりしてるのは、広い意味では浮気だけれど許して下さい。

無印の全般的な感想

  • 最新の技術とノウハウをつぎ込んで作成されたものと比べたら、絵は劣る
  • フレッシュを見た後の感覚で言うと・つぼみとえりかはとても子供っぽい外見に感じられていたが、ハートキャッチの後になぎさとほのかを見ると(無印オンエア時の印象よりもずっと)頭身が低く見える。ナージャやどれみたちと比べると物凄くお姉さんに感じられたものだったが
  • 7年目に至るまでの間にプリキュアの「世界」とか「常識」、つまり作っている側と観ている側の共通理解の枠組が出来上がっており、ハートキャッチが面白いエピソードをペース良く描けるためには6年の歳月が必要だったのが分かる。6年前にハートキャッチの密度のものがオンエアされていたとしても、多分キチョーはついて行けなかった

ほのか版「ちゃんと言ってくれないと分からないよ?」

 第8話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」は、ほのかのえりからしいところが描かれている。もし姉がいて目撃されていたら「みんながみんなほのかみたいじゃないンだからね」と諭されたりしていたろう。
 このエピソードが「なぎさ」「ほのか」と下の名前で呼び合うようになるきっかけだが、ハートキャッチのペースから見ると2ヶ月「も」かけたとは随分遅かったとびっくりする。
 ほのかとえりかの言動や主張は物凄く似ているのだけれど、基本的なキャラが優等生なの(ほのか)と超マイペースなの(えりか)とでは、こうも印象が違うのかと非常に楽しめる。
 ハートキャッチでは下の名前で呼び始めたのはえりかからだったが、本作(無印)ではほのかからだった。えりかも理系のようだが、ほのかは明らかに理系だった。
 この記事を書くために、立て続けに第8話を3回見ることになった。

*1:オンエア中に買って13巻中シュリンクを空けたのは2巻