目に浮かぶよう…らしい

 最近の会社での仕事の内容としては、浮動小数点数型をふんだんに使って書かれたソースコード固定小数点数化である。
 移植元のソースコードに表現されているアルゴリズムを充分に理解しての作業と言う訳では(残念ながら)ないので、元のdoubleやらfloatの変数への格納値の範囲はさぐりさぐりだし、事前にお手本となるデータを収集していなければデバッガで途中経過の値を見ても妥当かどうか見当もつかないことも多い。
 曰く──最近仕事がとっても楽しい*1のだ。
 今日*2も、そこそこ遅くまで残業して、ひとかたまりの部分が出来たと確信して、バックアップを取りながら出力を照合したところorz、どうやら今日手を入れた最後の1行にバグを入れた模様。
 最近の作業の様子に関する形容としてこの数日で思い当たったことは、まるで教科書のようだ…と言う形容である。
 プログラミングやデバッグのやり方を学ぶためのスタディケースかのように、やるべき手順を踏めばバグの在りかが見つかるし、守るべき心がけに違反するとキッチリそこに人為ミスが入り込む。
 キチョーにとっての今の仕事の面白さの程度は、今回の経験をスタディケースにした勉強会の先生を務めるには経験不足だと言う程度であろう。*3
 まぁ、上ほど整理したのはこの記事用のテキストが初めてだけれど、普段家では滅多に仕事の話をしない夫婦なのに、このところ毎日「仕事が楽しい、面白い」と妻に話している。
 妻が会社で隣の部署の女性社員にそれを話したら「目に浮かぶようです!」と言われたそうだ。キチョーは自分のイメージする通りに他人から理解されているようだ。(^_^;

*1:つまり難しい

*2:この記事の日付から見ると昨日。この記事のテキストの7割くらいはWILLCOM 03で、職場からの帰路を歩きながら書いた。件の端末も、そのくらいの芸当が出来る程度には手に馴染んだ

*3:今まさにexpが入っている感じである