星雲仮面マシンマンにテンビリオン登場

 クラブニンテンドーの新プレゼントでスターテンビリオンと言うのがある。1980年に任天堂から発売されたパズルゲームだそうだ。
 元ネタのテンビリオンについてそもそもキチョーは知らなかったのだが、星雲仮面マシンマンの第20話の映像の中にそれらしいものが。
 何かについて予備知識を得た途端(翌日〜数日内)に全く別なソースでそれに出会う…と言う、この種の経験は非常によくある。
 まさか任天堂のほうも今回発売になるマシンマンのDVDにそれが映り込んでいるので(タイムリーを狙って)新プレゼントにラインナップした訳ではあるまい。
 これを凄い偶然…と言いたいがそうでもない。キチョー個人にとっては注意力のチャンネルが開いていたこと。洗濯機が壊れた翌日に洗濯機の特売セールを「偶然」見つけるようなレベルの話だ。そう言った関連性のある情報は普段から同じ密度で世界に存在しているのが、興味がないときは目に止まってない。そう言ったものを普段と違う興味の持ち方からの注意力で拾い上げることで、ラッキーな(場合によってはアンラッキーな)偶然に感じる…と言う奴だ。
 もう1つ。DVDの発売の前にはマシンマンの映像を真剣にチェックした生身の人間が少なくとも1人いた筈で、その人は作品に映り込んだテンビリオンを目撃していた筈。クラブニンテンドーの新プレゼントの企画・決定にも生身の人間が関わっていたと思うが、まさか友達の友達の友達と言う筈はない。しかし世界は繋がっていて、誰かが発した言葉や拾い上げた思い出は、どこからともなく驚くべき速さで全く関係なさそうな世界にまで伝わったりする。これは言霊と呼ばれる部類の現象で、インターネットのようなものがあろうとなかろうと昔からあったことだと思う。