とうとう序章を読み終えた──「虚数の情緒―中学生からの全方位独学法」

 第1章の表紙まで、昨夜辿り着いた。序章の最初のほうは抜群に楽しい。1~2ページに1度は「うひょ」などと声が出た。第1章の手前のノンブルが確か124だった。ド長い序章。

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

 序章の後半に進むうちに感心して声が出る頻度が下がったが、それでも深く感心したり妙に納得するところがぽつりぽつりとある。
 キチョーが他人にあまり関心を持たないのは「キチョーは自信たっぷりで独りでも生きていけると思っているから」だと整理していたが、米国人が他国のやりかたを取り入れるのに不熱心(日本人が国際化と言って他国のやりかたを取り入れようとする熱意に比べれば)なのと同種の理由かと感じた。

関連記事

 この記事を書くために過去記事を見ていたら、同種の過去記事(分厚い本を読め始めた経過)を見つけた。
 「読書の経過」と題した2015年6月の本の感想記事では3冊並行して読んでいるとあるが、どれも読み終えた覚えがない。
 下記は、前述の過去記事がリンク切れしたあと用のアーカイブページのURL。