損得でくらべる宗教入門(isbn:9784584123485)

 電車の中で見かけて先週の火曜日に届いて、多分その翌水曜日くらいから読み始めた。
 ところどころ鼻水が出るくらい面白いところがあったが、全体としては(キチョーにとって)新鮮味があったり毒やクスリになりそうな内容はなかった。「面白い」は面白いが。
 読了間際のページで、感じた(感心したに近い意味)箇所が155ページに記された「癒しのアドバイス」の形式段落で2つめ。
[以下、読んだ本から引用]

 自然の神の感覚をつかむ秘策をお教えしよう。どこか適当な、山間の露天風呂に入るのである。しかも夜にだ。素っ裸でお湯につかりながら月夜にボワッと浮かび上がる黒々とした山のシルエットを眺めていると「こわ〜っ」という感じがみなぎってくる。

[引用終わり]