第21話(先週)の感想

 ウォッチしていた質問の終了通知メールが来た。
 忘れないうちに是非記しておきたいのは、「夢は・・・あるよ!」の直前のディスピアの言動への感想。
 あれだけの実力者(トワイライト)を失敗作の手駒呼ばわりして切り捨てるような発言を不用意にしてしまう者が相手勢力の指導者だと判っては、プリキュア側にはまさしく希望がある。シャット辺りは元々ディスピアよりもトワイライトに入れ込んでいた節もあるし、聞かれていたら(作中の描写では、その現場のすぐ近くにいたようだが、タッチの差で聴いていなかったと見える)寝返り兼ねない。
 ディスピアへの忠誠が幹部の中では一番だったと見えるクローズに対する仕打ちの時はまだ、何らかのカリスマで部下がついてくるのかもと思える余地があったのだが、この回(第21話)の言動は(仮にプリキュア勢力を騙す意図の嘘や方便が入っていたとしても)悪役側指導者としては全くダメだ。悪い指導者の見本と言う意味としてだけは良い。
 こんなダメなディスピアでは(プリキュアとして戦わずとも)放っておいてもディスダークは早晩壊滅するだろう…と言う意味で、目の前の相手(ブラックプリンセスに変身後のトワイライト)が強敵であることを差し引いても、プリキュア側にとってはもの凄い大きな希望(好都合リスク材料)だと思った。
 あの発言からするとディスピアは部下など必要ない程度の実力者である自負の筈だが、だったら彼女が前線に出ない理由がよく判らない。(描かれていない)
 その点だけは、司令官として一番安全なところにいるべきだと言うことをわきまえているのだろうか?…などと思った。