満足しない人も多いだろうけれど、悪くない

 期待の新作映画を観てきての率直な感想としては、「あと2〜3回くらいは観にいくけれど、10回観るほどではない」程度。
 1回しか観ていなくて作品の中身に沿って感想を述べるのは自信がないけれど、今回の主人公を中心にして毎年映画を作ってくれるつもりであれば、大いに期待したいと思わせられる内容だった。逆に言うと、キュアエコーさん(今回の新プリキュア)が今回限りのキャラクターだと言うつもりで作られているのだったら、あまりにも物足りない作品だと言う印象になる。
 正直には、毎年と言わず・6〜3ヶ月スパンくらいで連作してくれると、とても嬉しい。

目立って残念に思った点

 エンディングダンス前のラストシーンで、いつきの制服が2年生当時の着こなしが残念な点の第1。オールスターズではプリキュアたちは歳をとらない設定が優先なので仕方がないが、大友としては成長していく彼女たちの物語を観たい。大友に限らず濃いファンからすると、放映当時の日常とTV最終回の間にあるギャップは目立つのではないか?
 キュアエコーさんの変身解除時にエコー・キュアデコルが落ちたが、誰かが拾った描写がない。この点が残念な点の第2。順当にはあゆみさん本人が拾うべきだけれど、誰が拾うにしても続編を臭わせる大事な部分の筈。

諸兄の感想記事を読んでから追加で思ったこと

 ある感想記事では、キュアエコーさんはキュアデコルで変身した…と解釈されていた。キチョーが1回観た分には、デコルで変身したかどうかは定かではないが変身解除時にデコルが出ただけである。逆にデコルで変身したと解釈するのが自然だとしたら、誰もデコルを拾っていない意味が興味深いかも知れない。
 帰宅後Amazonよりオールスターズのキュアデコルが届いたが、どのデコルをスマイルパクトにセットしても既にガシャポン版で入手済みのエコー・キュアデコルと同じ音声しか流れないと言う淋しい仕様。多分半大友向け商品だからスマイルパクトとの連動まで過度の期待をするなと言うことかと自分を納得させていたが、メーカーに「仕事をしろ」と文句を言ってみても罰は当たらないなぁ…と思った。