週休2日らしい

 ハートキャッチプリキュア!ってタイトルに「!」がついているのに、先々週まで気がついていなかった。
 姪のためのダビングをしている時、番組表から自動的に取得された番組名に「!」があったのに気がついた。オープニングを見直すと、確かに「!」がついていた。

CD+DVD感想

 CD。カラオケは期待していなかったのだけれど、何度か聴くうちに「オリジナルメロディ入り」な点が優れていると気がつく。逆にこれカラオケ屋で歌えるようになったとき、オリジナルメロディが入っていないと物凄く難しいンじゃないかと思う。OP・EDとも。
 DVD。ノンテロップのオープニングとエンディングだが、非常に綺麗。心を込めてエンコードされているようだ。うちのレコーダーでSPに落とすと目に見えて分かるほど放送画質に比べて物足りなくなってしまうが、この画質であれば(Blu-rayが出ずに)DVDしか発売されなかったとしても許せる。ノンテロップである分だけエンコーダーに優しいのでたまたま綺麗…ではないことを祈る。

「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス(DVD付)

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映画(オールスターDX2)感想

 先週観た。前回のオールスターDXに比べると不満が多いのは、キチョーがブロッサムに過度に愛着を持ってしまっているからであろう。
 要所要所では直している(と思われる)が、ハートキャッチの2人に関しては絵が違うを通り越して顔が違う。
 あきらめない・希望を捨てないトコロはプリキュアに一貫したテーマかも知れないが“憤怒のプリキュア”であるブロッサムにあの台詞は似合わない。どちらかと言うとアレはマリンに言わせて欲しかった。
 今のところプリキュアに認定されていないあの2人がちゃんと出た*1。それは嬉しかったのだが、勿体ぶらずに変身させて欲しかったなぁ。次回作では間違いなく変身させると思うけれど、今作は出し惜しみしている感が強い。
 あの2人の代わりに明らかにプリキュアでないのが2人混じっているので、「プリキュアたち17人」と言うのは正しくても「17人のプリキュアたち」と言う表現は正しくはない。真剣にチェックした訳ではないが、テロップや印刷物では後者の表現を(今作では)避けている気がする。
 敵の設定も出し惜しんでいる。前作が僕(しもべ)たちの混じり合ったもので、今作は幹部たちが混じり合ったものだ。次回作はジャアクキングたちが混じり合ったものにする予定だろうけれど、結果として今作の敵が強いのか弱いのか微妙な感じになってしまっていた。最近前作のDVDをゲットして観たのだが、ラブたちは明らかにTVのラスボスより強いのと戦っていた。今作のはブロッサムたちのTVシリーズのラスボスより強かった、とは来年に思えないかもしれない。
 エンディングはとてもよく出来ていた。でもその分の工数と尺とを、もう少し別な場所に回して欲しかったなぁ…と言う感想がエンディングを観ている途中で浮かんでしまった。

今度のプリキュアの敵は人間?

 歴代のプリキュアの敵は、だんだん人間味を増してきた傾向があるが、基本的には人外の魔物だった。
 だが今回の敵は基本が人間、それも現代人かと匂わせる描写が目立つ。気がついたのはサソリーナの第6話でのセリフだが、そのつもりで見返すと第1話でも彼女は変なヒト呼ばわりされて「失礼ね」と返していた。
 敵が人間だとすると、シリーズ初の試みだろう。
【2010.05/30追記】 古い作品を振り返る機会があって思い出したのだが、無印の後半シリーズの敵はヒトに闇のチカラが憑依したもののようだった。シリーズ初とか言う新鮮味を持たせた要素ではなくて、原点回帰の要素のようだ。
【2010.08/01追記】(無印DVD鑑賞で確認)
 普通の人間にジャアクキングの霊が憑依したもの程度と思っていたが、改めて無印のDVDを紐解いたら違うと分かった。あれは本当に人智を超えた存在で、説明のつかない化け物だった。
 基本的には九条ひかりの出生に関して考えた時に釈然としないのと完全に同種の人智超えだが、次作の劇中で丁寧に描かれたひかりのそれとは違って・敵方である彼らのことはキチョーの印象に残っていなかったようだ。
 無印のDVD第7巻・第25〜28話は、次作への繋がりが満載だった。もしオンエア時にこの辺りの描写を物語の複線と感じ・背景が徐々に詳しく描かれていくことを期待していたとしたら、Max Heartに好印象を持っていたかも知れない。

シリーズ初と言えば

 謎の青年の登場ぶりからシリーズ初の男性プリキュアの可能性も予想していたのだけれど、それは流石にないかなぁ?
 生徒会長さんが女性、は予想もしていなかった。
 とりあえず個人的な希望だが、つぼみにはシリーズ初のメガネプリキュアにも1度くらい変身して欲しい。これを強く望む大きいお友達は少なくない筈だ。

第6話、7話感想

 第5話で「次までに考えとく」と言っていたマリンのキメ台詞は、まだお預けになっている。実は映画(オールスターDX2)で披露するつもりだったのかとも予想していたのだが、あの映画を作っている段階ではつぼみとえりかのキャラ付けも出来上がっていなかったようだ。第5話で「次までに考えとくよ」と予告しておいて第7話の前日に公開される映画でビシっとキメ台詞を吐いたら、それは物凄く格好良かったのに。
 6〜7話のメガネの使い方からすると、つぼみは以前からのコンタクトレンズ併用者だったと思われる。えりかに会う前は基本形態でメガネ着用+気合の入った時にコンタクトだったのが、(作中の)現在は基本形態でコンタクト+気を抜いた時(や、へこんだ時など)にメガネ着用に変わったと言うことか。作っている側がそれと意識しているかどうかは分からないが、パフュームだけではなくてメガネもまた、つぼみにとっての変身アイテムだとも読み解ける。

第6話は特に良かった

 第6話のBパートはキチョーの好みでは見どころ満載だった。

  • 室内でくつろいでいるときはメガネ着用のつぼみ
  • えりか父、この親にして?*2
  • ぬいぐるみのふりをするシプレとコフレ
  • ちびえりか、恐らくえりか父撮影
  • 変身の掛け声「やるっしぇ」
  • とても人間らしいサソリーナの「イマドキ写真なんてただのデジタルデータでしょ」発言
  • ブロッサムおしりパンチ

 第6話は(早送りせずに観た回数だけで)6回観てる。その時点までに意識して数えただけで、1〜5話は各4回観ていた。この観かたを続けていると映像ディスクが手に入る頃には再生するモチベーションが沸かなくなるパターンだ。

時間割

 第1話から時間割表を写し取る。担任の先生は国語科のようであり、素直に見る限りは1限が国語の月曜日がつぼみが転校してきた曜日に思える。それなりにリアリティのある時間割表だと思うけれど、実技科目はそれぞれ週やっと1コマしかイマドキの中学生にはないらしい。

   

*1:前作でもエンディング近くでそれらしい2人がダンスを見ていた

*2:もも姉は母親のほうに?