KDDIからのメタルプラスへの勧誘の電話

 今日、怪しい電話があった。
 KDDIを名乗っていたが、かかって来た電話でどの会社を名乗っていても基本信用しない。
 旧居の時からしても、何度かかかって来ているが、その度に断っている。
 こちらの回線がISDNだと言うことも分かっているようなので、名乗っている会社は嘘じゃないのだろうけれど、電話で勧誘している時点で信用感がない。
 一応一通りだけ話を聞いたところ、申し込み用紙をFAXすると言うのでインクジェット複合機のサブアドレス着信番号を伝える。もちろん用紙に記入してFAXを返すつもりはないが、放っておけば暫くは勧誘の電話も来ないかと思って。
 これを伝える時に咄嗟に「サブアドレス着信番号」の用語が出ず、「内線ですか?」「ダイアルインですか?」などのやり取りを経て「電話番号の後ろに*594*1をつけて発信して欲しい」「ISDN回線からでないとFAXには繋がらない」ことを伝えた。サブアドレス着信の用語が出ないこちらもISDNユーザとしては適当だが、サブアドレス着信の機能を知らない相手も電話会社からの勧誘担当としてはどうか?「(私は)*をつけるやり方でFAXを送ったことがない」と言っていたのも頼りない。
 その後FAXを送れませんと言うような用件で何度か電話がかかったり、サブアドレスなしでFAXをかけてきたり、ちょうど録画したTVを観ながらだったので気が散ってかなり迷惑だった。*2

結局メタルプラスは申し込んだらダメ

 さて、念のためメタルプラスの内容がどんなものか確認してみた。
 結論としてはISDNを使い続けたい限り、メタルプラスはダメである。…と言うかアナログ電話になってしまう。
 「仕事で使っている電話ですか?(no)」「2つ目の電話番号を使っていますか?(no)」「インターネットは光回線ですか?(yes)」の3つの質問はISDN固有の機能を使っているかどうかの確認の意味だったらしいが、サブアドレス着信番号を使っているようなISDNユーザに「そのまま使えます」と勧誘するオペレータは明らかに知識不足だったンだなぁ…と思った。

  • 仕事で使っている電話の場合は、末端のユーザがISDNの機能を使っている意識がなくても色々設定されている可能性があるので(多分)奨められない
  • 2つ目の電話番号を使っている場合、(アナログ電話でも同じようなことが出来た筈だが)料金が変わるのでそれを伝える必要がある(or KDDIでは出来ない?)
  • フレッツISDN or ダイアルアップでインターネットを使っている場合インターネットと電話の同時使用が出来なくなるので、それを伝える必要がある…と言うよりもKDDIのインターネットインフラをついでに勧誘するつもり
  • よく考えるとISDNユーザだったら確実にDSUとTAが使い物にならなくなったりする筈で、「そのまま使えます」で奨めたら確実にトラブルになるのじゃないかしら?(アナログポートに繋ぐのではなくて本物のISDN電話機を使っている場合も切実だろうが、これは仕事で使っている電話しかあり得ない想定?)
  • 電話をかけるとき電話番号の後に#を押すとダイアルアップが早いが、アナログ電話ではこれも無理。妻の電話の使い方だと切実な問題じゃあるまいか
  • http://www.kddi.com/personal/metalplus/service/riyo_fuka/index.html

*1:うちのインクジェット複合機のサブアドレス着信番号

*2:最終的に断りの意思を伝えたのは妻